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選手とコーチのトーナメントジャーナル(日記)

2001年度のワンポイントアドバイスはバックナンバーのページに移動しました。一番下からいけます。



2002年度最初の更新です!!

今回は冬が終わり、春の都県ジュニアまでに何をすべきか?又全国選抜関東予選について書きたいと思います。 まず冬の試合が終わり改善すべき点が露わになっているはずです、それを少し整理しましょう、そして1月、2月で 徹底的に、「何が悪くてそうなるのか?又それを直さないとどうなるのか?」を選手に話して、理解 して貰いそこから単純作業を1月2月は徹底的にコーチもコーチ自身が妥協しないように繰り返させます。 その中で関東であればG4の試合等も入ってきますが、私はそれに照準は合わせないであくまでも3月末の ”千葉ジュニア”(各都県ジュニア)に向けて淡々とスケジュールを繰り返します、その中で途中の仕上がりを を見る程度でその試合に合わせて何か変更を加えると私は選手が混乱すると思うので冬が終わったら”春まではあわてず 騒がず”でスケジューリングをするべきだと思います。ただ途中の試合を入れるかどうかは各選手の状況で 試合を入れた方が良いかどうかはコーチ、親の判断だと思います、というのは試合を入れるとその試合のみに 目がいき、していることがスッポーンと抜けてしまうタイプは試合を入れない方が良いでしょう、又何となく 試合を入れておかないと緊張が抜けたり、勘が鈍る等ある選手は先の条件等も考えて試合を選んで出る 方が良い場合もあるでしょう。

全国選抜の関東予選は枠が都県の枠が2名(県内の上位2名)、KTAのランキングで選ばれるの2通りあります。   千葉の12歳を例に取ると2名がKTAランク上位で選ばれて、2名が県内の上2名で選ばれています、 14歳はKTAランキングで1名、県上位で2名の計三名選出ですKTAのランキングで選ばれる数が多いと その県から出られる数が増えると言うことですね。又冬の試合がぎりぎりカウントされるので出ない選手もいます、 又出て勝って勝って圏外から一気に圏内に突入して出場を決めた選手もいます、県内ではSくんなどは冬の試合に出てがんがん ランキングをあげて出場の権利を手にしました、又これに合わせて(関東選抜=ランキングをあげる=出場数を制限=ポイントを割る数を少なくする)かどうかは知りませんがぐっと出場を制限 して逆に駄目になったとしか見えない選手もいます、抑えつつも(出場を)冬のG4で準優勝を して勝負をして見事に勝負に勝った選手もいます、各々の考え方ですが出て勝って権利を獲得するのが正論で この正論が通りにくいランキングには疑問が残ります。

試合結果報告と最後の追い込みとセンターのボールの使い方3/17

貴大の試合は、TTCがG4の試合は準優勝、G5の試合はシードすら守れないで16? 良いときと悪いときの差がまだまだ大きいのが問題です。もう今月の25日から千葉ジュニアが始まります だいたい各都県同じくらいですよね?ジュニア関係ではない方のために説明ですが、この春の千葉ジュニア (都であれば東京ジュニア)で関東ジュニアに行けるかどうかが決まります、関東ジュニアに行けないと 全日本ジュニアにも行かれません。つまりこれが最初の一歩ですどんな強い選手もここでもし初戦負けすれば その上はありません、つまりある意味本当の大一番の試合なのです。ここで良いところに(良いシードをもらえるように 一年間のKTAランキングを上げて)入れるように一年間がんばるんです。

千葉は今年はエントリーが多くて12才は県のコートではなく、当初はオムニという発表でそれにあわせて いたのですがなんとクレー!!今ばたばたとクレーのコートを押さえています。クレーならではの戦略、 必要なショット調整と練習をしています。でも今後は参加が増えるのは良いことですがサーフェスの変更 は勘弁して欲しいですね(でも間際でコート確保された方達には又コートを使用させて下さるクラブには感謝をしています) 、コーチとしては本当に大変です、同じ思いを県内のジュニアのコーチはされていることでしょう。

さてジュニアの話ばかりではありませんよ、少し前になりますが東レパンパシフィック(大昔は東レシルック トーナメントと言っていたんですよ)でヒンギス、クルニコワの試合を見て感じたことなのですが、センターというのは シングルスではあまり打つべき所ではないとされていますが、彼女たちは上手くセンターマーク近辺の球を上手く 使っていましたね、昨年オーストラリアのコーチのセミナーでもリターンをセンターにハードヒットと言うのを そのコーチも言っていたのですが、彼女たちも上手く使っていましたよ、どう使うかというとセンターに早くて深い球を打つと 返ってくるのは中途半端な角度の球です、それを角度をつけて返してオープンスペース作る、局面によっては へんに角度をつけると自分がきつくなることがありますよね、ど真ん中の球は(速くて深ければ)角度をつけて返せませんよね? ゆえに自分がきつくなることは少ないです、押し込むことが出来れば角度のない短い球が返って来やすいですから がつん!と行くことが出来ると言う訳です。先のリターンをセンターにと言うのも同じ理由です、プラスして サイドアウト等のリスクをなくすこともできますよね、ご参考にしてみてはどうでしょうか!?

takahiro4月3日アップ 
今日現在千葉ジュニアが終わり、小学生大会予選が終わり本戦入りは決まり、くじ引きも終わっていると言うところです。 貴大は千葉ジュニア12歳以下”準優勝”でした、QF、SFきびしい試合を勝ち抜けての準優勝でした。 サーフェイスもSF、Fはオムニ、それ以前はクレー(天候に祟られたせい)、いろいろな意味でタフな試合でした。 これで関東ジュニアは決まりましたし、負けていた子にも勝ったりで今までの積み重ねが形になってきました、 明日の小学生大会本戦も可能性有りだし、ここでは多分ベスト4に入れれば千葉の場合多分関東に行けます、 つまり関東ランキングの16で選ばれる選手が多分3名いますから、そのうち2人はベスト4に残るでしょう、 と言うことは県推薦の2名枠はベスト4の残りの二人に行くでしょう。(16人がランキング、残り16名が 8都県で各二名で16名合計 32ドローです) 又近日中にアップします。

結果報告と選手とコーチの夏への準備5/6up

貴大は千葉ジュニアの準優勝後は小学生大会本戦1R負け(怒)、これで99%関東小学生はアウト! 望みとしてはポイント上位16名で選ばれるかどうかですが、G4準優勝、G5ベスト16(これが問題) G3準優勝(これが何点かが鍵)、G4優勝ここまでが多分加算されると思います、6月の1週目くらいが ドロー会議で直近のランキングで選ばれますから1%の期待をしています。

貴大は読売ランドのG5が昨日終わりました、これも優勝です、試合前に少し”意識”について話を試合前 しました、練習をするときに自分はテニスでどうなりたいのか?何を成したいのか?そしてそのためには自分は 何をしなければいけないのか?それは具体的には(日々の練習ではどうすれば)どうするのか? そしてKTAの試合(関東ジュニア以外)でどんな戦績を残さなければいけないのか(そうしないとどうなるのか?) !よ〜〜〜く話ました。指導するというのは上手くショットを打たすのではなく目標設定とモチベーション を持たせることです。ここ数試合それが機能していると言うことだと思います。

コーチはサンカップ(語りたくない!)2日目で消滅!フューチャーズのプレクオリファイ(WC大会) 最後で負け(でも内容は悪くはない)、次週の九十九里オープン予選最初で負け(前週が嘘のよう)、 夏の九十九里オープンのワイルドカード大会2R負け(△の出来)、千葉選手権本戦1R負け(× の出来、中盤のゲームメイク、風の対応の悪さ、自己嫌悪!)次は山梨オープンにエントリーしています。 少し意識がローカルになりすぎていたのをオープン大会に出てみて感じました、東洋の島国田舎千葉 の物差しを持ち始めていたのでやばい!!と感じています、今一度アメリカの試合を回っていた頃の 気持ちと、そのころの自分のテニスに対する要求レベルを思い出そうと思っています。

夏は貴大は関東ジュニア何とか上位に残り”全日本ジュニア”を狙います、コーチも積極的にJOP大会 を回りポイント重ねていきたいと思っています、トレーニングの方法見直し、考え方の見直し(威圧的な フォアハンド、サービスとそれを軸に組み立てる)、道具の見直し(よりパワーアップ)を考えています。

夏が目の前! 6/20up

まず貴大ですが、山梨まで関東小学生順位決定戦行って来ましたが残念ながらプレイすることはかないませんでした。 と言うのは補欠の一番で多分出られるかなと思ったんですが、デフォなしで出られませんでした。
次はジュニアの試合は7月の半ばの白子で行われるベンチコーチ可の試合にて最終チェックをして関東ジュニアに備えます。 夏の試合は関東ジュニアから始まり、千葉サマーで終わります、関東ジュニアサーキットは全戦エントリー しています。練習としては千葉ジュニアに向けて技術的なことは済ませていますから、フィジカル面をメインに 細かいところを技術的な面は仕上げているところです、年間的なピリオダゼーションとしては1〜3月に 前年度の技術的な不具合を仕上げて春の試合に向けて、5〜7月は技術という駒をゲームでどのように使うか、 夏の試合にへこたれない、フィジカルそれとフィジカルに裏付けされたメンタルのタフさを身につけさせ。 9〜11月は夏の試合を分析して来年度と先につながるテニススタイルを模索し、そして定めて冬の試合 をそれの実戦の場とします、そしてその結果を踏まえて又1〜3月で仕上げると言うことの繰り返しです。

コーチはJOP大会をメインに頑張ろうと思い、今九十九里、須玉と出てこれからfit(河口湖)、 九十九里とエントリーしています、ラケットも長年使った”プロスタッフ85”から”プロスタッフ7.1(ゾーン)” に変えました、これでボレー、サービスが少しパワーアップしてなおかつ今までトライしたラケットのように フォアハンド強打したときにコントロールが出来ないと言う不具合はありませんでした、ラケットの変更は 良い方向に向いている気がします。


関東ジュニアが終わって 7/31アップ

関東ジュニアは本当に残念ながら”経験を積んだ”で終わりました!いつもの3分の2くらいかそれ以下の出来でした。 大一番(でも全日本の予選でしかないのですが)で頑張りすぎたり、ビビリまくったりというのはあることです。 これも自分で自分を第三者として見て、修正を出来るようになれば難なく次のステップにいけますが、 これが1流と2流の(これが出来るかどうかが)関東や全日本に出られるのと、勝ちに行けるのとの違いです。

コーチはfitのJOPは河口湖までドライブして素敵なところで試合をしてむかつく結果で返ってきました。 次は今週末酷暑の八王子でJOP大会です。この大会では酷暑対策を自分の体でテストしようと思っています。 水そのもの、クールダウンの方法等新しい方法をトライして選手にフィードバックしたいと思っています。

貴大は来年の関東選抜、全国選抜に向けてのプランを考えそれに向けて残りの夏の試合をどうプレイするかを 指示して関東選抜に繋げていきたいと思っています、残りの夏の試合をどう勝つかより関東が終わり全日本につながらなかった以上 それが建設的だと思います。



すいません!久しぶりの更新です!!10/18

夏以降、自分の試合、海外遠征の企画等々で忙しさにかまけて更新してませんでした、申しわけありません。
さて関東ランキングも今月新しい物が出てくるはずですよね?それとシステムの変更があるらしいのですが 確かなことはまだ私の手許には来ていません、わかり次第お知らせしたいです、コーチの方のランキングは 八王子、fitとノーポイントのあとは4,4,14、4と加算されてきていますが多分来月にやっと 3桁に入ると言うところです、月1で準備もそこそこ(出来る限りはしていますが)では結果はこれくらいですか? でも出続けると言うことで失わない物、得る物の方が多くありますし、選手を見る以上実戦は私にとっては不可欠です。 そしてレベルの高い試合に出ると言う事は、ローカルでの、レベルの低い試合をたくさんしないとあるレベル同士があたらない と言う試合に出るより遙かに効率がいいです、と言うのは予選であっても場合によっては一発目から負けそうな相手や、 負ける相手にあたるのですから、また今後本戦ストレートインになれば1日目からレベルの高い試合を出来るのですから 、効率はいいですね。

貴大の方は一般の試合をメインで行っています、ジュニアの試合はランキングをチェックして今年度は12歳以下 の2年目なので関東選抜、全国選抜を見据えていかなければいけなく、そうするとやはりランキングを見ながらと言うのが 不本意ながら必要になってきます、その分ジュニアの試合は14歳以下で頑張って貰います。
課題としては サーブのパワーアップ。 動きの(次の動きへの移行)速さ。 振られても崩れないバランス。  等が今後のテーマですね、ストロークとその組立はこのままで(自分の発想で)行ってくれそうです。

一般的にこの時期(12〜14才)にバランスが悪いと将来的に、故障、伸び悩みにぶちあたるでしょう、技術単体で考えないで 身体の傾き、肩の傾き、首の動き等よく見ていてあげて、身体の強さのインバランス(どこかが強い、どこかが弱い) 来る物なのか?フォームが悪いのか?目が悪いのか?チェックしてあげて下さい。

今年の冬はフロリダ!11/18アップ

詳しくはアドバイスの方にアップしますが、今年は貴大を連れてフロリダへ行きます、これは各主だった 所ではもう一昔前と違い当たり前に行っていることですね、千葉でも私の近しいところでは決定、またはもう既に 行って(冬前に)いる所もあります、時期等なのですがなぜ今?なぜ冬?なのかですが。

@ 今=私の考えでは海外遠征は関東前の選手には必要はないと思います、まず関東というハードルをクリアして、 選手自身が次のステップを真剣に考えてからで良いと思いますし、関東をクリアしたご褒美とも言えるでしょう。 また全日本以上を考えるのなら(全日本上位でも)海外の試合経験は必須でしょう、例えばITFの試合、スーパージュニア 等が目標に入っているのなら、そのレベルになって外人選手との対戦が初めてなら下手したら”良い経験をした” で終わってしまうからです、その為にアメリカ、オーストラリア等で外人選手との対戦は必須と言う私の考え 御理解いただけるのではないでしょうか?
また海外で知見を広げるのもテニスに好影響を与えてくれることでしょう、方法ですがいろいろあると思いますが、 私はホームステイ等で預けるのは初遠征等ではしたくありません、選手と長く一緒にいられるのですから 技術的なこと、これからの事、日々のチェック(技術、戦術、戦略、コンディショニング)、いろいろ話しが出来るし、 選手への話により、目的意識のレベルの向上、高い目的意識が高いモチベーション二を生みます、海外での試合の コンディショニング、いろいろ教えられるしまたコーチは教えなければいけないと思います。

2回目、3回目の時にはどこかのアカデミーに入れて、ホームステイこれは良いと思います、最初は いつも付いているコーチがさらに付きっきりで今後の仕上げをするという感じで私の場合は行います。

A なぜ冬? 夏であれば学校も休まなくて良いです、しかし来年は関東JR/小学生、全日本JR/小学生 とあるはず(??)無ければ困るしと言うことで時間がないです、春=千葉ジュニア(=都県ジュニア) が近すぎるとその準備に追われていますよね、冬に行い春に繋ぎ、夏に花開かせるの狙いです。

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